天威相剣(天威勇者) 2023.7月 デッキレシピと展開について

皆さんこんにちは!
今回は、WCP2023で準優勝となり話題となっていた?天威相剣デッキを組んでみましたので、ご紹介します。
日本のリミットレギューレションとは違ってはいるものの世界で準優勝できるということは、現環境でも戦えるのではないかと思い組んでみました。
ただ、組んでいるうちに全く別の方向性へと行ってしまったので、はっきり言って世界大会で使われたものとは全く別のデッキとなっています。
純天威相剣ではないため、このデッキを相剣と呼べるのかどうかは定かではありませんが…個人的に相剣のつもりですw

■デッキレシピ メイン40枚

◆モンスター 26枚

・天威龍-アーダラ 1枚
・天威龍-アシュナ 1枚
・天威龍-ヴィシュダ 1枚
・相剣師-泰阿 1枚
・相剣軍師-龍淵 1枚
・R-ACEハイドラント 3枚
・R-ACEファイア・エンジン 1枚
・R-ACEプリベンター 2枚
・光竜星-リフン 2枚
・アークネメシスプロートス 1枚
・ジェットシンクロン 1枚
・幻獣機オライオン 2枚
・黒魔女ディアベルスター 2枚
・PSYフレームγ 1枚
・PSYフレーム ドライバー 1枚
・増殖するG 3枚
・灰流うらら 3枚
・エフェクト・ヴェーラー 1枚
・原始生命態ニビル 1枚

◆魔法 10枚

・龍相剣現 1枚
・墓穴の指名者 2枚
・抹殺の指名者 1枚
・原罪宝-スネークアイ 1枚
・“罪宝狩りの悪魔” 3枚
・三戦の才 1枚
・ハーピィの羽箒 1枚

◆罠 4枚

・無限抱擁 3枚
・レッドリブート 1枚

◆エクストラデッキ 15枚

・相剣大公-承影 1枚
・相剣大師-赤霄 1枚
・源竜星-ボウテンコウ 1枚
・邪竜星-ガイザー 1枚
・フルールド・バロネス 1枚
・ヴァレルロード・サベージドラゴン 1枚
・虹光の宣告者 1枚
・幻獣機アウローラドン 2枚
・幻獣機ドラゴサック 1枚
・リンクリボー 1枚
・天威の拳僧 1枚
・S:Pリトルナイト 1枚
・警衛バリケイドベルグ 1枚
・幻獣機ドラゴサック 1枚

以上デッキレシピです!

■デッキ解説

ご覧頂いた通り、天威相剣というより、過去の天威勇者を改良し、勇者ギミックをR-ACEとディアベルスターに変えた構築になります。
最終盤面は、天威勇者の盤面を目指す形になります。
ただし、天威勇者の頃と違い、竜星の九支を用意できなくなったのが弱い部分です。
理由は単純で、ハリファイバーの禁止により、ジェットシンクロンを安定して供給することができず、場に竜星モンスターが残らない方が多いため、ボウテンコウでサーチしても腐ってしまうことが増えたため採用そのものを見送りました。
一応デッキ自体は、40枚におさまっているため、41枚にして竜星の九支を入れ上振れを目指す選択肢はありだと思います。
前と後ろ両方に妨害を構えることができるため、冥王結界波1枚で返されることがなくるのも大きな強みです。

◆最終盤面(MAX)

フルールド・バロネス
相剣大師-赤霄
アークネメシスプロートス(闇宣言)
虹光の宣告者

■採用理由

・天威龍-アーダラ
・天威龍-アシュナ
・天威龍-ヴィシュダ
・相剣師-泰阿
・相剣軍師-龍淵

メインとなる相剣ギミックとなる部分です
龍淵以外は基本デッキにいて欲しいため、採用枚数を抑えています。
ただし、龍淵を増やしたとしてもメインの幻竜、相剣が少ないため、あまり強く出られません。
ニビルをどうしてもケアしたいのであれば、増やしても良さそうです。
アシュナ、ヴィシュダに関しては、採用枚数を増やすことでランク7の選択肢を取りやすいと共に、ボウテンコウのレベル変換が阻害それない点も、おすすめです。

・R-ACEハイドラント
・R-ACEファイア・エンジン
・R-ACEプリベンター

アウローラドンへ行くためのメインギミックです。
ハイドランド1枚から行けるので、3枚です。
ファイア・エンジンはレベル7という部分で採用しており、ディアベルスターとの重ね引きで、ランク7に行けるので採用しました。
プリベンターは1枚でもいいですが、ハイドランドのサーチ効果が使えないという場面があったので、枚数を増やしました。
ファイア・エンジンも増やしたため、こちらの枚数は要検討かと思います。

・光竜星-リフン

ボウテンコウのサーチ及び効果での特殊召喚先です。
召喚権を使わずに展開できるケースがあるため、ボウテンコウでサーチし、通常召喚してさらに展開を伸ばすことができます。
2枚採用なので、1枚ジョクトに切り替えるのも良いと思います。

・アークネメシスプロートス

このデッキを使う1番の理由です。
先攻での闇宣言で相手ターンを縛り、次のターン総攻撃して勝ちに行くのが基本の勝ちムーブです。
デッキがわかっているなら光や水宣言を駆使することもできます。

・ジェットシンクロン

ハイドランドを引いている時のスネークアイの選択肢を広げるために採用しました。
このカードの有無で盤面の強さが多きく変わるので、1枚は採用しておいて損はないと思います。

・幻獣機オライオン

アウローラドンで出す候補です。
こちらも枚数は要検討ですが、アウローラドンを主軸に置いているため、2枚採用がベターだと思います。
デッキにいないことには始まらないため、その1枚を引いてしまったときに盤面が非常に弱くなりがちです。
重ね引きは弱いものの保険として1枚プラスで採用していたほうが良いかと思います。

・黒魔女ディアベルスター

2枚初動ですが、各カードと合わせることで、アウローラドンに繋がります。
スネークアイサーチからのハイドランドムーブはもちろん、天威と合わせることで、ランク7を作りに行けます。
1枚採用でも構いませんが、墓穴の指名者を打たれると罪宝狩りの悪魔が腐ってしまうため、それをケアして2枚にしています。
重ね引きも強いので、3枚でもありかなと思っています。

・PSYフレームγ
・PSYフレーム ドライバー

増殖するGを重く受けるため、採用しています。
場に出ればバリケイドベルグに変換できるため、アウローラドンの召喚が容易になるのも強みの1つです。
ドライバーの素引きは、ディアベルスターのコスト、ジェットシンクロンの効果コストに割り切りましょう。

・増殖するG
・灰流うらら
・エフェクト・ヴェーラー
・原始生命態ニビル
・墓穴の指名者
・抹殺の指名者
・無限抱擁

各種誘発の項目なので、変えれそうところはありそうです。
増殖するGとニビルが重たいデッキのため、それをはじける手段はできるだけ多めに採用したい印象です。

・龍相剣現

赤霄でサーチしプロートスまで繋げるカードです。
素引きで手札が悪ければ、泰阿をサーチし、とりあえず赤霄を狙います。
その後の、赤霄の効果は龍淵をサーチしに行きます。
相剣と幻竜モンスターの採用枚数上、1枚で充分だと思っています。

・三戦の才
・ハーピィの羽箒
・レッドリブート

この3枚も好みが分かれるところだと思いますので、メインで採用するかは要検討です。
強欲で金満な壺に変えて安定性を高めたり、相剣暗転を入れて後ろの妨害を用意しに行くのもありです。
グローブアップバルブもレベル7と合わせて8を揃えたり、スネークアイやディアベルスターのコストになりつつリンク2に繋がるなどありかと思います。

・エクストラデッキ 15枚

デッキの強みとしてアウローラドンが2回出せるので、2枚採用が押しです。
スターシップ・ギャラクシー・トマホークではなくドラゴサックの採用理由は無効系誘発が多いためです。
スターシップ・ギャラクシー・トマホークに無効系誘発を動けなくなった場合、3000の守備表示が残ってしまいます。
そうなると、適当な下級モンスターで殴られるだけでエクシーズモンスターとの戦闘したという部分が残り、アーゼウスの起点を作ってしまうことになります。
それなら攻撃表示でドラゴサックを出すことで下級モンスターからの戦闘を守り、アーゼウスの起点をできるだけ減らした方が良いと考えています。
また、2500以下のモンスターを処理しにいける、自身リリースでスキルドレインを剥がせる等、スターシップ・ギャラクシー・トマホークでは対処できない点もドラゴサックがカバーしているので、柔軟性に長けていると考えています。

その他採用候補としては、ブラックローズドラゴン、天威の龍鬼神、ショウフク、チョウホウ、ティフォン、七星龍淵、闇属性以外のレベル8シンクロが候補になります。
ブロックローズドラゴンは、ガイザーの代わりに後攻のまくり札として強く出れる点で採用する価値はありだと思います。
現状サベージドラゴンを採用していますが、このカードを場に出すとプロートスでの闇属性宣言ができなくのがネックになっています。
打点面と効果は申し分ないため、サベージドラゴンに変わるカードがなかなか見つかっていません。
ドラガイドも視野に入れましたが、勇者ギミックを抜いたことハリファイバーがいない点から、水属性の安定供給が難しいため、不採用となりました。
莫邪を入れれば、その点は解決しそうですが、今のところ召喚権をハイドランドにあてる構成のため抜いています。
ファイア・エンジンあたりを莫邪に入れ替えるのも選択肢としてはありですね。

◆勇者ではなくR-ACEとディアベルスターという選択肢

ハイドラント1枚からアウローラドンに繋がるため、勇者ではなくこちらのギミックを採用しています。
勇者の場合、まくりは強いですが、レベル7を重ね引きする前提でしか動けないため、事故が起きやすいことが1番の理由です。
また、勇者ギミックとハイドラントの被りが弱く、勇者で動くとハイドランドが機能しない、ハイドランドの効果を使用すると、勇者ギミックを動かしに行けないといったことが起きるため、合わせての採用も難ありだと思い、勇者ギミックの採用を見送りました。
加えて勇者自体の必要枚数が多いため、他ギミックを絞らないとデッキが膨れ上がってしまう点も良くないかと思い、いっそR-ACEとディアベルスターに寄せて使うことにしました。

■展開例

パターン① 罪宝狩りの悪魔orディアベルスター+コスト1

1.ディアベルスターを特殊召喚し、効果で原罪宝-スネークアイをセット

2.原罪宝-スネークアイ効果で、ハイドランドを特殊召喚

3.ハイドランド効果でプリベンターをサーチ

4.ハイドランド1体でリンクリボーをリンク召喚

5.手札のプリベンター効果で、墓地のハイドランドをコストに特殊召喚

6.プリベンターとリンクリボーでバリケイドベルグをリンク召喚

7.プリベンター効果で除外ゾーンのハイドランドを帰還さえ、バリケイドベルグとハイドランドでアウローラドンをリンク召喚

8.アウローラドン効果で幻獣機トークン3体を生成

9.アウローラドン効果で幻獣機トークン1体と自身で、オライオンを特殊召喚(トークン残2)

10.オライオンと幻獣機トークンで、ボウテンコウをシンクロ召喚(トークン残1)

11.ボウテンコウ効果チェーン1.オライオン効果チェーン2で幻獣機トークン生成とリフンをサーチ(トークン残2)

12.ボウテンコウ効果で、アシュナを落としてレベル7に変換(トークン残2)

13.ボウテンコウと幻獣機トークンで、フルール・ド・バロネスをシンクロ召喚(トークン残1)

14.ボウテンコウ効果でデッキからリフンを特殊召喚(トークン残1)

15.墓地のアシュナ効果で、デッキからヴィシュダを特殊召喚(トークン残1)

16.ヴィシュダとリフンで赤霄をシンクロ召喚(トークン残1)

17.赤霄効果で龍相剣現をサーチし、そのまま発動してプロートスをサーチ(トークン残1)

18.墓地のハイドランド(炎)、バリケイドベルグ(闇)、オライオン(風)の3属性を除外してプロートスを特殊召喚(トークン残1)

19.プロートス効果で闇属性宣言(トークン残1)

20.バロネス効果で自身のトークンを破壊し相手ターンへ

・最終盤面

赤霄(モンスター効果無効)
バロネス(何でも無効)
プロートス(闇属性特殊召喚封じ)
召喚権
ハンド4です。(1はリフン確定)

召喚権が余っているので、レベル1チューナーを引いている場合、余っている幻獣機トークンとシンクロ召喚し虹光の宣告者を追加できます。
ハイドランドのみでも召喚権を使うことで上記を達成することは可能です。
その場合、ハンド5(1はリフン確定)で相手に変えすことになります。
バロネスでトークンを破壊しておくのは、拮抗勝負を打たれた際にトークンだけが残るのを防ぐためにこちらで先に破壊しておきます。

パターン② 罪宝狩りの悪魔orディアベルスター+アシュナ コスト1


1.アシュナの効果を使い、手札からSS、その後他手札からコストを切ってディアベルスターを特殊召喚し、原罪宝-スネークアイをセット

2.場のアシュナとディアベルスター2体で幻獣機ドラゴサックをエクシーズ召喚

3.幻獣機ドラゴサック効果で、幻獣機トークン2体を生成し、機械族3体で幻獣機アウローラドンをリンク召喚

4.アウローラドン効果で幻獣機トークン3体を生成

5.アウローラドン効果で幻獣機トークン1体と自身で、オライオンを特殊召喚(幻獣機トークン残2)

6.オライオンと幻獣機トークンでボウテンコウシンクロ召喚し、効果でリフンをサーチ(幻獣機トークン残1)

7.ボウテンコウと幻獣機トークンで、ヴァレルロード・サベージドラゴンをシンクロ召喚(幻獣機トークン残1)

8.ボウテンコウ効果チェーン1、ヴァレルロード・サベージドラゴンチェーン2で発動し、リフンを特殊召喚し、サベージドラゴンに墓地のアウローラドンを装備します(幻獣機トークン残1)

9.アウローラドンをコストに、場の原罪宝-スネークアイを発動し、デッキからジェットシンクロンを特殊召喚(幻獣機トークン残1)

10.墓地のアシュナ効果で、デッキからヴィシュダを特殊召喚(幻獣機トークン残1)

11.ヴィシュダとジェットシンクロンで赤霄をシンクロ召喚(幻獣機トークン残1)

12.赤霄効果で龍相剣現をサーチし、そのまま発動して龍淵をサーチ(幻獣機トークン残1)

13.手札のリフンコストに龍淵の効果を発動し、相剣トークンと特殊召喚(幻獣機トークン残1)

14.龍淵と相剣トークンで、承影をシンクロ召喚し、墓地の龍淵効果で、1200ダメージを与えてターンエンド

・最終盤面
ヴァレルロード・サベージドラゴン ターン1の何でも無効3回
赤霄 モンスター効果無効
承影 除外された場合に場と墓地の除外(赤霄がいるので、能動的に使えます)
幻獣機トークン
リフン
ハンド2です

先ほどと違い盤面はそこまで硬くないですが、この展開のメリットは、アウローラドンのトークン生成効果に無効系誘発を打たれた場合、再度アウローラドンに繋がるようになっています。
スネークアイを残して展開しているため、場のアウローラドンをコストに、スネークアイを発動し、ハイドランドを特殊召喚し再展開を行います。
相手のデッキ次第では、赤霄へ行かず、幻獣機トークンとリフンで、虹光の宣告者をシンクロ召喚し、サベージドラゴンと虹光の宣告者だけで返しても強かったりします。
この展開の場合、承影のシンクロ召喚を狙わずに龍相剣現でプロートスに切り替え風属性宣言という選択肢が取れます。
トークンを場に残すと拮抗勝負を打たれた場合、トークンを残さないといけなくなるため、風縛りとそこまで強くないですが、出すことに意味はあります。
また先ほどはドラゴサックから入りましたが、手札にハイドランドを持っている場合は、召喚権から再度アウローラドンに行けるため、アシュナを天威の拳僧へ変換して動くパターンもあります。

パターン③ 罪宝狩りの悪魔orディアベルスター+アシュナ(コスト1)+ハイドランド

1.アシュナの効果を使い、手札からSS、その後他手札からコストを切ってディアベルスターを特殊召喚し、原罪宝-スネークアイをセット

2.場のアシュナ1体で天威の拳僧をリンク召喚

3.ハイドランドを通常召喚し、プリベンターをサーチ

4.ハイドランド1体でリンクリボーをリンク召喚

5.手札のプリベンター効果で、墓地のハイドランドをコストに特殊召喚

6.プリベンターとリンクリボーでバリケイドベルグをリンク召喚

7.プリベンター効果で除外ゾーンのハイドランドを帰還さえ、バリケイドベルグとハイドランドでアウローラドンをリンク召喚

8.アウローラドン効果で幻獣機トークン3体を生成

9.アウローラドン効果で幻獣機トークン1体と自身で、オライオンを特殊召喚(トークン残2)

10.オライオンと幻獣機トークンで、ボウテンコウをシンクロ召喚(トークン残1)

11.ボウテンコウ効果でリフンをサーチ(トークン残1)

12.ボウテンコウ効果で、デッキのアシュナを墓地に送り、レベル1にしてディアベルスターと、ヴァレルロード・サベージドラゴンをシンクロ召喚(トークン残1)

13.ボウテンコウ効果チェーン1、ヴァレルロード・サベージドラゴンチェーン2で発動し、リフンを特殊召喚し、サベージドラゴンに墓地のアウローラドンを装備します(トークン残1)

14.リフンと幻獣機トークンで、虹光の宣告者をシンクロ召喚

15.装備されているアウローラドンをコストに原罪宝-スネークアイを発動し、デッキからジェットシンクロンを特殊召喚

16.墓地のアシュナ効果で、デッキからヴィシュダを特殊召喚

16.ジェットシンクロンとヴィシュダで赤霄をシンクロ召喚

17.赤霄効果で龍相剣現をサーチし、そのまま発動して龍淵をサーチ

18.墓地のアシュナ効果で除外されているアシュナを回収

19.アシュナをコストに手札の龍淵効果で、相剣トークンと自身を特殊召喚

20.龍淵と相剣トークンで承影をシンクロ召喚し、墓地の龍淵効果で、1200ダメージを与えてターンエンド

・最終盤面
ヴァレルロード・サベージドラゴン カウンター3
赤霄
虹光の宣告者
承影
天威の拳僧ハンド1です。

龍相剣現のサーチ先をプロートスにするのも良いと思います。
プロートス効果で地属性宣言し、アシュナのリソースを抱えても良さそうです。
地属性のメインどころが現在だとアマダシア、V.Sのヴァリウスぐらいなので、デッキがわかっていなければ、承影の方が強いと思います。

◆R-ACEにおけるアウローラドンとこのデッキの違い

1番の違いはプロートスの有無だと思っています。
プロートスの縛りが非常に強く、環境デッキと言われるデッキに大きく刺さります。
また、プロートスの効果は、プロートスがフィールドに存在しなくなっても効果を発揮するため、懐獣などで盤面を荒らされたとしてもターンが返って来ることが多いです。
素で出せる状況があれば、とりあえず場に出して闇宣言で濁すことができます。
ただし、後ろがないのが弱く、先ほども挙げたように冥王結界波1枚で盤面崩壊に繋がるので、そこが弱い点です。
もう1つの違いは、アウローラドンを2回召喚できるケースが多い点です。
展開の部分でも上げていますが、アウローラドンへの無効系誘発を1回耐えることができ、再度アウローラドンを出せるようになるのが大きな違いだと思います。

・R-ACE対面

ディアベルスターの特殊召喚ができなくなるので、手札マイナス1もしくは2を狙うことができます。
またプロートスをプリベンターで裏側にされたとしても、効果が適用されているため、リトルナイト、トロイメアユニコーン、アクセスコードトーカーの各リンクモンスターの召喚する選択肢を取ること自体ができないため、そのターンで切られる可能性は少ないです。
タービュランスが通ってしまうといくらターンが返ってきても、まくり返せないことが多いため、タービュランスにバロネスや赤霄をあてるように動くのが良いです。
場にR-ACEもしくはジェットシンクロンを残すことができれば、プロートスで炎属性宣言をすることで、闇属性よりも勝ちに繋がりやすいです。

・ティアラメンツ対面
こちらは、レイノハート、ティアラメンツクシャトリラ、ルルカロスを除くティアラメンツモンスター全て、ディアベルスター、グラファ、ガーディアンキマイラ、クロノダイバーリダン、カオスルーラー、レッドデーモンズアビス等、大型モンスター含めメインギミックの多くを封殺することができます。
いくら落ちが良くても、そもそもの特殊召喚自体が不可なため、勝ちに繋がりやすいです。

・ピュアリィ対面

ピュアリィ・リリィ、エクスピュアリィ・ノアール、エピュアリィ・ノアールを許しません。
また、リリィを封じ込めることができれば、リンクモンスターでの除去が難しくなるため、LL-アセンブリー・ナイチンゲールでのアーゼウス、ピュアリィ・プリティメモリーでの除去に頼ることがほとんどになるので、赤霄だけでも止められるケースは結構あります。

・ホルス対面

イムセティの特殊召喚を封じることができます。
オルフェゴールを混ぜたタイプだとティアラメンツよりもさらに高確率で勝ちに繋がります。
セリオンズタイプには若干刺さりが悪く突破されるケースがあります。
特にセリオンズタイプは打点が高いため、レギュラス1枚をどけられないケースがあります。

・ラビュリンス対面

ほぼ間違いなくターンが返ってきますが、罠デッキの性質ゆえ返しのスタンバイで動かれるとプロートスが機能しなくなるパターンがあります。
オルフェゴールやティアラメンツよりも過信しすぎると穴を突かれるため、油断は禁物です。

・烙印対面

ルベリオンを除く、深淵はもちろんのこと、ミラジェイド、カオス・アンヘルを止めることができます。
光属性の選択肢もあるため、勝ちに大きく繋がるとまではいきませんが、戦力を大幅に削れるため、出して損はありません。

・V.S対面

ヘヴィ・ボーガー、闘神の虚像ぐらいなので、そこまで大きく機能しません。
手札次第では強いですが、R-ACEでのアウローラドンの展開の方が、刺さります。

メインとなるデッキはこちらでしょうか?
流行りのディアベルスターを止められるのが強いと思っているので、その点はプロートスの評価は高いと感じています。
ただ、デッキ全体で考えるのであれば、R-ACEのアウローラドン型の柔軟性が高いので、強いイメージです。
あくまで相剣を使いたいという感じで作ってみましたので、参考にしていただければ幸いです。

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