皆さんこんにちは!
今月末には、いよいよ デッキビルドパック ヴァリアント・スマッシャーズが発売ですね。
メメント、従騎士(センチュリオン)、ヴォルモニカの3テーマが登場するわけですが、今回は従騎士(センチュリオン)についてお届けしたいと思います。
センチュリオンは、モンスターが永続罠となって、フィールドに留まるという性質をもっている、珍しいタイプのモンスター群です。
魔法であれば、直近で登場したスネークアイをはじめ、宝玉獣、ペンデュラム全般が該当しますが、罠として効果を発動するというのは、V・HERO以来ぶりになるかと思います。
そんな永続罠として効果が発動するセンチュリオンですが、メインギミックがレベル12のシンクロ召喚を目指すという最高レベルのモンスターを出して戦っていくものになっています。
赤き竜やマスラーOをはじめ、レベル12シンクロが増えつつある中で、メインギミックそのものでレベル12を出せるというのは派手で、面白そうなので、ぜひ組んでみたいと思います!
今出ている情報をもとにどういうカードが合うのかを個人的に考えてみましたので、良ければ参考にしてみてください。
とその前にまずは、各センチュリオンカードを紹介していきます!
各センチュリオンカード
まずはモンスターの共通効果として、
[A]このターン、自分は「(同名カード)」を特殊召喚できない。
[B]このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを特殊召喚する。
こちらの2つがあります。
[A}ですが、効果を使ったターンに自身を特殊召喚できなくなるので、各モンスターの効果をそのターンに使うかどうかを吟味する必要があります。
そのターンに動く必要がなければ、使った方が良いですし、巻き返しが必要となる場合は、特殊召喚を優先するなど、状況に合わせた判断が必要になってくるのも面白いところではないかと思います。
・《従騎士トゥルーデア》
効果モンスター
星4/闇属性/炎族/攻1000/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのこのカードと、「従騎士トゥルーデア」以外の手札・デッキの「センチュリオン」モンスター1体を、永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
このターン、自分は「従騎士トゥルーデア」を特殊召喚できない。
(2):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを特殊召喚する。その後、このカードのレベルを4つ上げる事ができる。
現段階で1枚初動になっています。
このカードの強みは何と言ってもデッキから「置く」というものです。
灰流うららを貫通でき、無効系誘発以外では止まることがありません。
特殊召喚時には、自身のレベルを上げられることからレベル4チューナーとともに8もしくは12を選べるところも強いです。
また、最近流行の炎族であることから篝火にも対応しています。
・《重騎士プリメラ》
チューナー・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守1600
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「重騎士プリメラ」以外の「センチュリオン」カード1枚を手札に加える。
このターン、自分は「重騎士プリメラ」を特殊召喚できない。
(2):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分フィールドのレベル5以上の「センチュリオン」モンスターは効果では破壊されない。
(3):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを特殊召喚する。
サーチ効果を内蔵しつつレベル4魔法使い族チューナーとスペックお化けのようなモンスターです。
サーチを使ったターンは、自身の特徴召喚はできませんが、モンスターだけでなく魔法・罠もサーチ可能なので、かなり小回りが効きます。
手札の状況に合わせて持ってくるカードを変えられるので、自分のターンでは特殊召喚ではなくサーチを優先して使いたいところですね。
また、トゥルーデアと合わせてランク4を狙え、バグースカや深淵に潜むものなど対面や状況次第で、シンクロ・エクシーズを選べるのも強みと言えるでしょう。
・《重騎兵エメトVI(ゼクス)》
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻2000/守3000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、相手ターンに、「重騎兵エメトVI」以外の自分フィールドの「センチュリオン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置き、このカードを特殊召喚する。このターン、自分は「重騎兵エメトVI」を特殊召喚できない。
(2):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを特殊召喚する。
上級モンスターでありながら自身の効果で出てこれるV.Sのようなモンスターです。
見えないところからの奇襲性能はもちろんのこと、墓地にいても効果を発動できるので、3000の壁を用意することもできます。
また、1ターン目に受ける増殖するGの止まりどころとしても優秀で、プリメラ召喚で好きなセンチュリオンをサーチした後、このカードを特殊召喚しておくだけで相手ターンにプリメラを特殊召喚し、レベル12を確保することができます。
・《騎士皇レガーティア》
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/機械族/攻3500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分は1枚ドローする。
その後、相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊できる。
(2):攻撃力2000以下の自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地からSモンスター以外の「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
エースモンスターと言えるレベル12のシンクロモンスターです。
素材2体で出せる手軽さはもちろん、召喚時に1枚ドローがついているので、手札の損失を抑えることができるとともに、相手ターンに出すことで、モンスターを破壊できることから妨害としても機能する面から非常に優秀と言えるでしょう。
レガーティアに受ける無効系誘発は、墓地のエメトVI効果でよけることができるので、その点も優秀です。
この効果はシンクロ召喚時ではなく、特殊召喚時に使えるため、1度場に正規召喚で出してしまえば、墓地や除外ゾーンから特殊召喚することで、更なるアドバンテージを稼ぐことができます。
ただ、逆に言えば、相手に奪れた際のリスクが大きいカードでもあります。
俱利伽羅天童や死者蘇生などで、自分の墓地から奪われると相手に1枚ドローとモンスター破壊を与えてしまうことになるので、過信は禁物です。
救いとして、ドローがついていることで、灰流うららで止めることができるので、相手に奪われた際の保険として覚えておいて損はなさそうです。
以上モンスターでした。
次に魔法・罠を紹介していきます!
・《騎士の絆 フェイス・オブ・センチュリオン》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・墓地から「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドに「センチュリオン」Sモンスターが特殊召喚された場合、このカードを除外し、自分の墓地の「センチュリオン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
どちらの効果も追加の1手を担う効果のため、安定性を高めるというより上振れを狙うためのカードと言えそうです。
1ターン目からシンクロを狙いに行くのはもちろん、墓地のエメトVI効果に打たれる墓穴の指名者をよけることができます。
優秀なのは、それぞれ1度という部分で、置く効果とシンクロ召喚した後の効果を同一ターンで、使えるのは強みと言えそうです。
また速攻魔法ゆえ、伏せておいて相手ターンに使えるのも優秀ですね。
・《スタンドアップ・センチュリオン!》
フィールド魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「センチュリオン」モンスターカードが存在する限り、このカードは相手の効果では破壊されない。
(2):このカードを発動したターンの自分メインフェイズに、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(3):モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。「センチュリオン」モンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
このデッキの要となるフィールド魔法です。
初動、妨害、貫通、3つ全てを取り込んでおり、規制候補NO.1だと思っています。
フィールド魔法ゆえ、テラフォーミングはもちろん相手ターンにメタバースを使って貼ることで、シンクロ召喚を狙いに行くことができます。
また、自分の場にセンチュリオンが居れば、破壊されない効果もあり、他フィールド魔法と違い幽鬼うさぎに強く出れる点も優秀です。
このカードとテラフォーミング、篝火を入れることで、トゥルーデア10枚体制を敷くことができるので、テーマ内の安定性が非常に高いと言えそうですね。
・《騎士魔防陣》センチュリオン・ファランクス
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):フィールドの表側表示のモンスターカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。
次のターンのスタンバイフェイズに、この効果で除外したモンスターを持ち主のフィールドに特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「センチュリオン」Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は1500ダウンする。
一時的な除外とシンクロモンスターの墓地蘇生を兼ね備えていますが、1ターンにいずれしか使用できませんので注意が必要です。
墓地蘇生は、センチュリオンの活用がメインとなりますが、一時的な除外はどのモンスターにも使用することができるので、自分のモンスターを逃がしたり、相手モンスターを一時的に飛ばしたりと汎用生が高い効果となっています。
テーマ内で使うのであれば、相手ターンに相手モンスターを一旦除外し、自分のターンに対象モンスターを特殊召喚。
その後、場のレガーティアと適当なモンスターでリンク2を特殊召喚し、墓地効果でレガーティアを蘇生し、1ドローと破壊を狙うというところかと思います。
また、通常罠のため、蠱惑魔やラビュリンスといった罠主体のデッキでも使えそうです。
除外した後場に戻ってくる効果は特殊召喚扱いになるため、各種落とし穴が使用できたり、深淵の結界像でそもそもの特殊召喚を封じたりすることで間接的に1枚除外を強いることもできます。
また、自分のモンスターに使用することで、特殊召喚時の効果を誘発することも強みだと思います。
プリメラのサーチ効果をはじめ、エアーマンやガジェット等を再利用することもできそうです。
効果を使った後のバロネスを一旦除外して次のターンに再度特殊召喚というのも面白そうですね。
センチュリオンネームのため、プリメラからのサーチが可能となっている点も強い部分だと思います。
ただ、回った後のかさ増しにはなるので、入れるかどうかは怪しいところです。
・《騎士皇爆誕》トゥルース・センチュリオン
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のモンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
プリメラからサーチが可能となっているので、かなり強いと思います。
先攻で1妨害が+されるとともに、カウンター罠なので、後攻1ターン目だとレッドリブートぐらいでしか対処の仕様がないため、1枚はほぼ確実に止められます。
召喚系統以外は何でも止められるため、サンダーボルトや拮抗勝負等に強く出れるところも強く、前盤面を壊獣等で処理された場合でも最悪1妨害を置いておくこともできます。
また、条件が自分の魔法&罠ゾーンのモンスターでありセンチュリオン名称指定がないことからセンチュリオンだけでなく、スネークアイや宝玉獣、セリオンズ等へ出張もできるので、今後魔法・罠にモンスターを置くことができるテーマが増えれば、さらに活躍できそうです。
以上が今判明しているセンチュリオンカードになります。
基本的な展開について
・展開パターン<1> 重騎士プリメラ初動
①重騎士プリメラを召喚し、フィールド魔法の「スタンドアップ・センチュリオン」をサーチ
↓
②スタンドアップ・センチュリオンを発動し、手札1枚を墓地に送り、従騎士トゥルーデアを永続罠扱いでおきます
↓
③従騎士トゥルーデアの効果で自身をSS、効果で自身とデッキの重騎兵エメトVIを永続罠扱いでおきます
↓
④重騎兵エメトVI効果で自身を特殊召喚し、場の重騎士プリメラと合わせてレベル12シンクロモンスターを特殊召喚
・展開パターン<2> 従騎士トゥルーデア初動
①従騎士トゥルーデアを召喚し、効果で自身とデッキの重騎士プリメラを永続罠扱いでおきます。
↓
②重騎士プリメラの効果で、自身を特殊召喚し、スタンドアップ・センチュリオンをサーチ
↓
③スタンドアップ・センチュリオンを発動し、手札1枚を墓地に送り、重騎兵エメトVIを永続罠扱いでおきます
↓
④重騎兵エメトVI効果で自身を特殊召喚し、場の重騎士プリメラと合わせてレベル12シンクロモンスターを特殊召喚
・展開パターン<3> スタンドアップ・センチュリオン初動
①スタンドアップ・センチュリオンを発動し、手札1枚を墓地に送り、重騎士プリメラを永続罠扱いでおきます。
↓
②重騎士プリメラ効果で自身を特殊召喚し、効果で従騎士トゥルーデアをサーチ
↓
③召喚権で従騎士トゥルーデアを召喚し、効果で自身とデッキの重騎兵エメトVIを永続罠扱いでおきます。
↓
④重騎兵エメトVI効果で自身を特殊召喚し、場の重騎士プリメラと合わせてレベル12シンクロモンスターを特殊召喚
以上3つが最もスタンダードな流れかと思います。
④に関しては、相手ターンにフィールド魔法効果でレガーティアのシンクロを狙いに行くのも強そうですね。
また、どのカードも1枚+手札コストで動き始められることからデッキ内の1枚初動が9枚以上になるため、かなり安定して、レベル12まで繋げることができそうです。
騎士の絆を引いている場合であれば、召喚権を余らせつつ展開や相手ターンに2体目のレベル12を用意することも難しくありません。
そのため、1体目で赤き竜、2体目でレガーティアを並べて相手ターンにレッドデーモンズカラミティを用意することができるので、封殺することも容易です。
こちらのターンに増殖するGを打たれた場合は、騎士皇爆誕を構えておくことで最低限のドローで何でも無効を用意できるのも強みと言えるでしょう。
・相性の良さそうなカード
効果モンスター編
・レボリューション・シンクロン
従騎士トゥルーデアに無効誘発を受けた際に、無理矢理レベル8まで行くことができます。
また、フィールド魔法があれば、エンシェントフェアリードラゴンを経由することで、スタンドアップセンチュリオンをサーチできる可能性もあります。
後攻の場合、ブラックローズドラゴンを採用することで、盤面解決に繋がるのも強いです。
・白の聖女エクレシア
チューナーのかさ増しに使えそうです。
後攻の場合、特殊召喚をすることができるので、召喚権を使わずにシンクロ・エクシーズ・リンクと好きなように使えるのが強みです。
また、後述する「赫聖の妖騎士」でデッキから特殊召喚することができるので、プリメラに墓穴を打たれている場合の補助的ポジションで入れておくのはありかと思います。
・妖眼の相剣師
白の聖女を入れるのであれば、入れておきたいモンスターです。
エクレシアからレベル8を供給できるうえ、エクレシア効果に打たれる増殖するGの止まりどころにもなってくれます。
また、こちらも「赫聖の妖騎士」で特殊召喚が可能です。
・覇蛇大公ゴルゴンダ
フィールド魔法があれば、手札・墓地どちらかでも特殊召喚が可能です。
スタンドアップセンチュリオンのコストで、墓地に落としつつそのまま蘇生でき、プリメラと合わせて即座にシンクロ召喚が可能です。
また、次のターンのコストにもなるので、ピン刺しは面白そうな1枚だと思います。
・Sin スターダスト・ドラゴン
こちらもスタンドアップセンチュリオンがあれば、即座に特殊召喚できます。
ゴルゴンダと違い、チェーンブロックを組まないので、増殖するGの受けが良いですが、エクストラを1枚圧迫してしまうのが痛いところですね。
・未界域のビッグフット・未界域のサンダーバード
特殊召喚候補となるレベル8です。
相手次第では特殊召喚できないケースもあるので、安定性を求めるとなると不向きかもしれません。
場に出たときは、攻撃力がどちらも高いのでそのままバトルするのもありですね。
・紫宵の機界騎士・紺碧の機界騎士
永続罠に各種センチュリオンを供給できるデッキ上、ジャックナイツとの相性はそれなりに良さそうです。
ただ、どちらかと言えば、後攻よりになってしまうので、先攻でレッドデーモンズカラミティを目指すのであれば不向きですね。
シンクロ編
レベル12
・赫聖の妖騎士 デスピアン・ルルワリリス
レベル4チューナー指定がありますが、プリメラがレベル4なので、問題なく使用できます。
1ターン目に召喚しておくことで、妨害を構えることができます。
仮に墓地送られたとしてもエンドフェイズの効果で、手札・デッキから攻撃力と守備力の数値が同じ魔法使い族・光属性モンスター1体を特殊召喚でき、後続のプリメラに繋がります。
テーマ外のレベル12シンクロモンスターの中で、1番相性が良いと思っています。
・超重天神マスラ-O
自身の効果で4000打点になるモンスターです。
大抵のモンスターに殴り勝つことができるので、1枚は入れておいて損はないと思います。
また、相手次第になりますが、手札補充もこなすことができるとともに、高打点の制圧になりやすいこのデッキの優秀なティフォン処理に貢献してくれます。
・超越竜グレイスザウルス
打点3600とマスラーOには及ばないものの戦闘破壊体制を持っているので、相手の総攻撃をしのぎ切ることができるかもしれないです。
墓地効果は通常モンスターを入れないといけない都合上、基本的に戦闘破壊体制メインで使うことになりそうです。
・炎斬機ファイナルシグマ
打点3000と他と比べると見劣りするもののエクストラゾーンに特殊召喚することで、斬機以外の効果を受けない効果を持っています。
どうしても倒しておきたいモンスターがいる際に、安全に攻撃しにいけるので、1枚入れても良いのかと思います。
また戦闘ダメージを倍にする効果もあり、ライフカットが早くなることから、勝負を決めたい時にも使えそうです。
・赤き竜・琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ
このデッキのゴールとも言えるので、2枚一緒に紹介します。
自分のターンで、レベル12を1体、相手ターンにスタンドアップ・センチュリオンを使用することで、赤き竜を召喚し、効果でレッド・デーモン・カラミティを狙いにいくことを目指すことになると思います。
通ってしまえば、勝ちにかなり近づくムーブのため、積極的に狙いにいってよさそうです。
レベル8
プリメラとトゥルーデアで作れるため、状況次第ではこちらのレベルを選択することもありそうです。
レベル8は選択肢が多いため、今回は管理人の個人的に主観を含めた7枚を紹介させていただきます。
・絶火の魔神ゾロア
先攻制圧に一役買ってくれるモンスターだと思っています。
特に、相手のデッキがわかっている場合、同じ種類のモンスターを装備させておくことで、完封に近い状況を作り出すことができます。
打点も2900と高くティフォンの影響をうけないところも強みです。
魔法使い族チューナー縛りがついているので、他テーマと混ぜる際は出せない状況が出てくるかもしれないので、注意が必要です。
もう1つの難点としては、エクストラデッキの消費が激しくなることで、融合・シンクロ・エクシーズ・リンクのマギストスモンスターを入れないと効果を発揮できないため、5枠を割かないといけないところはマイナスポイントです。
・PSYフレームロード・Ω
こちらも先攻で出す際におすすめです。
1ハンデスが素直に強力であるとともに、ハンデスしたカードによっては、相手のデッキを知ることができるのも強みです。
特に1本目の際に一旦相手のデッキを見に行くというのもありだと思います。
・天威の龍鬼神
効果モンスターの除外と相手モンスターに続けて攻撃できる効果を持っています。
無効にはできないものの深淵やティアラメンツの効果にチェーンすることで、特殊召喚を封じることができます。
先攻・後攻どちらでも強いのが魅力ですね。
・ギガンテック・ファイター
テーマ内に戦士族がいるわけではないので、打点上昇は見込めませんが、戦闘破壊された場合に自身を特殊召喚することができる部分に着目しました。
というのも後攻の際に増殖するGを打たれた場合に、このカードで自爆特攻を続けることで相手のデッキを枯らすことができるからです。
ダメージステップ中の効果であるため、屋敷わらしや神の通告等のカードでないと止めることができないため、自分のライフポイント次第でほぼ確実にデッキをなくしにいくことができそうです。
・ダークエンド・ドラゴン
従騎士トゥルーデアが闇属性なので、素材はそこまで気になりません。
ターン1ではありますが、破壊体制を持つモンスターを処理することができるので、盤面処理に貢献してくれます。
・スクラップ・ドラゴン
自身を破壊するのはもちろんのこと、被っている永続罠のセンチュリオンと相手の場を巻き込むのも強いです。
また、魔法・罠を除去できるので、相手の永続カードの処理にも貢献してくれます。
・ハーピィ・レディ・SC
最後にこのカード、ハーピィ・レディ・スクラッチクラッシュです。
スターダスト関連と悩みましたが、このデッキでは、相手ターンにスタンドアップ・センチュリオンを使用することで、バウンス効果を使うことできます。
時の効果なのも強くスタンドアップ・センチュリオンのシンクロ召喚効果にチェーンすることで、バウンスしながらレベル12に繋げにいけるのが強いと思いました。
・魔法、罠編
・バーニング・ソウル
フィールド魔法が用意できない場合の補助的な役割で使うことができます。
すでにシンクロモンスターがいる前提にはなりますが、墓地から何でも回収できるのは強いですね。
速攻魔法なので、相手ターンにおける各種誘発の墓穴の指名者ケアにもなります。
・テラフォーミング・メタバース
デッキのかなめであるスタンドアップ・センチュリオン!をサーチできます。
メタバースは罠なので1歩遅れますが、プリメラの効果が通らなかった場合に相手ターンにスタンドアップセンチュリオンを貼ることで、シンクロ召喚を無理やり狙いに行けることができるので、採用はありだと思います。
また後攻の際には抜くことで、まくり札へと変わるため、デッキ調整がしやすいのもポイントです。
・王家の眠る谷ーネクロバレー・魔法族の里
メタバースとテラフォーミングの選択肢を伏せます。
プリメラだけでどうしよもない時に相手の魔法を封殺したり、墓地利用を止めたりとどちらかは入れておいて損はないかと思います。
・澱神アポピス
特殊召喚することで、レベル6モンスターを供給できます。
これにより相手ターンにフルールド・バロネスを狙うことができるとともに、追加効果で永続罠扱いとなっているセンチュリオンモンスターの数までフィールドの効果を何でも無効化できます。
ただし、メインフェイズにしか発動することができないため、拮抗勝負をケアすることはできないので、強いカードではあるものの過信は禁物です。
・重力崩壊
発動してしまえばゲームエンドもあり得る、強力なカウンター罠です。
相手は、そのターン中モンスター召喚・反転召喚・特殊召喚できなくなるので、基本的にターンが返ってきます。
また、墓地に送るシンクロモンスターがレガーティアの場合、騎士魔防陣の(2)の効果で蘇生することができるので、テーマ内相性は良さそうです。
直接のサーチ手段がありませんので、レガーティアのドロー効果で狙いに行くことが基本になりそうです。
一応、解放のアリアドネを破壊する手段があれば、確定サーチは可能となっています。
重力崩壊+騎士皇爆誕をセットされているとどうしようもなくなりそうですね。
・相性の良さそうなテーマ
・P.U.N.K(パンク)
手札コストはあるものの召喚権無でレベル8を供給することができます。
特に緊急テレポートが強く、誘発の確認はもちろん、貫通して盤面を作りに行けるのも優秀なところです。
また、初手にセンチュリオンにアクセスできていない場合に、先にカオスルーラーへとつなげることで、トゥルーデアorプリメラを拾いにいける可能性があることも相性が良いかと思います。
・ホルス
こちらもレベル8を召喚権無で供給できます。
イムセティ以外の各種ホルスが手札に来てしまった場合は、スタンドアップセンチュリオンのコストにすることで、消費を抑えることができます。
また、ランク8から真血公ヴァンパイアをエクシーズ召喚することで、各種センチュリオンへとアクセスできる可能性があるとともに、No.90 銀河眼の光子卿にすれば、後続のセンチュリオンの誘発ケアはもちろん相手ターンシンクロを狙いに行く際の増殖するGをケアすることもできます。
・レッドデーモンズ
ボーン・デーモンやクリムゾンヘルガイア、コールリゾネーターにより、デッキの安定性を高めつつレベル8を供給できます。
効果を使った後は、ドラゴン族・闇属性シンクロモンスターしか出せない縛りが付いてしまいますが、相手ターンにシンクロ召喚するセンチュリオンであれば、そこまで気にせずに動けそうな印象です。
こちらもカオスルーラーへ繋がることはもちろん赤き竜へのアクセスも可能となっています。
以上センチュリオンについてでした。
個人的には、P.U.N.Kもしくはレッドデーモンズと合わせて回し始められればと思います。
その際はまた感想をお届けしようと思いますので、よければぜひ読んでみてください!
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