従騎士センチュリオンの対策カードを考える

皆さんこんにちは!
また1週間が始まりましたが、この数日で再度センチュリオンに動きがありましたので、お届けしたいと思います。
都内CSの入賞が増えているとともに、使用者も増えてきているようです。
特にホルス軸が固まりつつあり、ホルスで誘発を確認しながらセンチュリオンの動きを通しに行くというにが主流になってきているようです。
実際に、カラミティを立てさせすれば、その後のライフカットもスムーズなため、ホルスで妨害を用意しつつセンチュリオンギミックを回されると対応し切れないという事はあると思います。
そこで、今回はサイドから対抗できるようにオススメカードを紹介したいと思います。

■オススメカード

①コズミック・サイクロン

先攻・後攻どちらで握っていても強く明確な解答札だと思っています。
先攻の場合、セットしておいて、フィールド魔法の効果に当てることで、1:2交換をすることができます。
後攻でもフィールド魔法や各種センチュリオンの特殊召喚効果に打つことで、シンクロを止めることができるので、カラミティを出させることなく戦えます。
センチュリオンだけでなく、神碑やラビュリンスといった罠デッキに対しても強いため、1~2枚は入れておいて損はないかと思います。

②幽鬼うさぎ

こちらも先攻・後攻どちらも強いです。
各種センチュリオンの特殊召喚効果に打つことで、永続罠の状態のセンチュリオンを除去することができます。
後攻では、赤き竜の効果に対して打つことで、赤き竜自体がデッキに戻ることができなくなるため、カラミティ含め他シンクロモンスターを出せなくなります。
他対面だとピュアリィにおけるマイフレンド、各種ピュアリィのエクシーズ効果、ストリートの破壊を狙えたり、ホルスにおける王の棺の破壊、神碑の泉等意外と刺さるパターンがあります。

センチュリオン相手で気を付けないといけないのが、スタンドアップ・センチュリオンに打つことです。
スタンドアップ・センチュリオン発動時に、他センチュリオンがいないからといって幽鬼うさぎを打ってしまうと、誓いのエンブレーマや騎士の絆をチェーンされてしまい、スタンドアップ・センチュリオンが破壊できないということになりかねません。
安全に対処するためにも赤き竜や永続罠のセンチュリオンを狙いに行くようにしましょう。

③浮幽さくら

このカードの強みは、何といっても6枚目に引いても腐らない点です。
先に引いている場合はレガーティアを、6枚目で引いた場合は赤き竜を飛ばすという選択肢が取れるため、どちらに転んでも相手のプランを壊すことができます。
抹殺の指名者を受けづらいということも評価が高いです。
特にレガーティアを除外できた場合は、1ドローもなくすことができるため、リソース回復の手段を一手遅らせられます。
エクストラに少し枠があるデッキではないと使えないというデメリットはあるものの決まれば、かなり有利になります。
マナドゥムや勇者シンクロンであれば、赤き竜自体がエクストラに入っているため、サイドに入れておいて損はなさそうです。
またミラー戦では、このカードの有無で大きく勝敗が変わるのではないかと思います。

④禁じられた一滴

こちらも先攻・後攻腐りづらいカードです。
先攻の場合はセットしておくで、コンバットトリックとしてはもちろん好きなタイミングで効果無効を誘発できます。
また、後攻での捲り札としても非常に優秀で、レギュラス、タイタニックギャラクシー、レガーティアのような盤面から赤き竜特殊召喚効果にチェーンして打つことができ、モンスターをコストにすればほぼ確実に止めることができます。
幻影騎士やHEROなど使えるデッキは若干限られそうですが、強力な1枚です。

⑤月の書

シンプルゆえ強いと言えるまさに古参カードの鏡です。
どの時代であっても刺さらないというのが少なく今なお強いカードの1枚だと思います。
裏側守備表示にするだけの効果ですが、センチュリオン対面の場合、先攻・後攻問わずプリメラを裏側にしてしまえばチューナーを供給できずシンクロ召喚を止めることができます。
また、赤き竜の効果にチェーンしてレガーティアを対象に取れば、レベルを参照することができず、追加のモンスターを出させないという事も可能です。
先攻でも自分のモンスターに対する無限抱擁、エフェクト・ヴェーラーをケアすることができるため、先攻・後攻どちらでも強いと言えるでしょう。

以上オススメカード5選でした。
次は、先攻・後攻の際にわけておすすめの対策カードを紹介していきます!

■先行編

①次元障壁

シンクロ召喚を完全に封じ込めることができるカードです。
実質ターンスキップとなるため、下級モンスター2体でのターンエンドもしくはプリメラ、エメトVでのターンエンドを狙えます。
エクストラに、アルテミスとリトルナイトがあれば、妨害を用意されてしまいますが、それでもシンクロ召喚ができない方が重たいため、自分が先行であれば入れておくのが良さそうです。
また、ホルスギミックから動かれた場合にもエクシーズを宣言することで、アーゼウスやティフォンの着地を許しません。
その場合、シンクロを許してしまうことになるため、その他の妨害札と相談しながらシンクロにするのかエクシーズにするのかは見極めが必要です。

その他対面だとティアラメンツ対面での融合、ピュアリィへのエクシーズ、V.Vや魔術師のペンデュラム、御巫の儀式と幅広く使いわけることができるので、個人的にサイドに入れるのはありだと思います。
ラビュリンスの場合は、アリアスと合わせることで、1ターン目から打てる可能性もあるので、重宝するのではないかと思います。

②超古代生物の墓場

特殊召喚されたレベル5以上のモンスター効果が発動できなくなるとともに、攻撃もシャットアウトできる強力な永続罠です。
各種ホルスの攻撃を止め王の棺での除去をさせないようにしたり、シンクロモンスターの大半を使えなくすることができたりと、かなり強力です。
デメリットは自分も影響を受けることとエクシーズ・リンクモンスターに対しては無力な点です。
特にリトルナイトやアーゼウスでどけられてしまうので、発動タイミングの見極めが重要になってきます。
自分も影響をうけるため、烙印やティアラメンツをメインにしているのであれば、サイド候補から外しましょう。
ピュアリィや転生、神碑等であれば気にせず投入することができるので、サイドに忍ばせておくのはありです。

他対面だとR-ACEにおける、タービュランス、プリベンターを止められるのをはじめ、スタンバイに打てば、ディアベルスターの効果で原罪宝スネークアイをセットさせる効果を封じられます。
V.Sに対しても強力で、鮫龍のサーチ、ヘビィポーカーのドロー、ヴァリウスの除去など全てを止めることができます。

③サモンリミッター

最近サイドから見かけることが増えたカードです。
1ターンに2度までしか召喚、特殊召喚ができなくなるため、基本的にシンクロ・エクシーズモンスターは出てきません。
リンクに関してもリンク1までが限界になるため、リトルナイトをそのターンで出させないのも強力です。
こちらも自分を影響受けますが、展開し終わった後であれば、ほとんど気にすることはないので、先攻で回し終わったにセットするのが強力です。
クォーターセンチュリーエディションで再録されたことで、手に入りやすいのも良いです。

④王宮のお触れ

フィールドのトラップカードの効果を無効にする永続罠です。
センチュリオンの特徴として、自身を永続罠として扱うため、永続罠からの特殊召喚効果にチェーンして発動することで、出てこれなくさせることができます。
また、拮抗勝負・6枚目の無限抱擁のケアにも繋がるため、2本目以降ではどのデッキでも活躍する機会がありそうです。

他対面はラビュリンス、神碑のメタにもなります。
ラビュリンスの場合は、ビックウェルカムの墓地効果で除去されてしまうものの、最低1度は止められること、このカードに打たないといけない状況を作ることができるだけでもそれなりに仕事をします。

⑤デビリアン・ソング

相手モンスター全てのレベル1下げるカードです。
他カードと違い、何かを縛るということはありませんが、シンクロ・エクシーズそれぞれがやりづらくなります。
ホルス初動でも有効に機能し、各ホルスのレベルが7になることからランク8が出させることがないため、アーゼウスに行くのを防ぐことができます。

他対面だと、レッドデーモンズ、エクソシスター、クシャトリラ、勇者シンクロのメタに該当します。
特にエクソシスターは、突破することが難しい1枚です。
リタニアという解答はありますが、罠ゆえ一度伏せないといけないことからこちらにターンが返ってくることがほとんどです。
また、妨害をこのカードに使わないといけないことからこちらの動きが通りやすくなります。
後は、マルファを場に出しつつ墓地除外を行ってからミカエリスに繋いで、除去することはできます。
ただ、最低でも2枚のカードを使わすことができるため、ミカエリスの除外効果を他に食らわないというだけでも充分仕事はしそうです。

このカードの利点は、自分は影響受けない点なので、超古代生物の墓場を使いづらい、烙印やティアラメンツ、R-ACE等での使用が見込めます。。

■後攻編

①モンスター全体除去カード

サンダーボルトやブラックホールを始めとした、レガーティアを除去できるカードです。
レガーティアを除去することができれば、後続で出てくる赤き竜の効果が使えないため、2枚目のレガーティアのケアを考えるだけで済みます。

ティアラメンツ、ピュアリィ、ラドン型のR-ACE、V.Vには刺さりづらいですが、その他のデッキだと妨害を確実に使わせることができたり、そのまま解決することもあるため、引ければ強いし捲れるの代表格かと思います。

②壊獣

こちらもレガーティアを除去できます。
ただ、レベル8の壊獣を送ってしまうと相手にシンクロ召喚の機会を与えることになるので、レベル7のクモグス、ラディアンもしくは処理はしにくいですが、レベル10のジズキエルが良さそうです。

どのデッキ相手でもそれなりに機能するため、枠があるならサイドに忍ばせておいて損はなさそうです。

③闇の護封剣、皆既日食の書

使い方は、月の書とほぼ同じです。
闇の護封剣の場合は、初動で打つことでレガーティアを裏側守備表示にして、赤き竜の対象を取らせないようにします。
ただ、シンクロ召喚自体を封じられるわけではないので、レガーティア2体目をケアできるわけではない点は注意しましょう。
皆既日食の場合は、赤き竜の効果もしくはスタンドアップ・センチュリオンのシンクロ召喚効果にチェーンする形で、発動するのが良いです。
全モンスターを裏側にできるため、レガーティアだけでなく他モンスターもまとめて処理できます。
ただ、ドロー効果が付与されているため、灰流うららで無効にされる可能性があることは考慮しなくてはなりません。

その他のデッキだとティアラメンツや烙印に対して有効札になります。

④超融合

レガーティア1体だけだと処理することができないのですが、プリメラを特殊召喚もしくはスタンドアップ・センチュリオンのシンクロ召喚効果のタイミングに打つことできます。
プリメラが光属性魔法使い族、レガーティアは光属性機械族のため、この2体で沼地のドロゴンに変換して解決を目指します。
意外なところでは、ホルス展開で出ている銀河眼の光子卿+赤き竜で、波動竜騎士 ドラゴエクィテスへ繋げることもできるので、結構処理できるパターンが多いです。
準制限カードとエクストラの圧迫という点を除けば、チェーンを許さないまさに最強の除去カードだと言えるでしょう。

⑤ナイト・ドラゴリッチ

9期プレイヤーの方は、お世話になった方も多いのではないかと思います。
このカード1枚で防げるというわけではないのですが、一部盤面を処理することができます。
EXから出る幻竜族以外のモンスターを守備表示にし、その元々の守備力分だけ守備力を下げることができるため、戦闘でほぼ確実に1体処理することができます。
また、発動する効果ではないため、カラミティを出された後でも機能する点、召喚無効以外では止められない点が優秀と言えます。
このモンスターを維持できれば、相手ターンに入った後も効果が続きます。
攻撃力が1700と下級のセンチュリオンでは突破できないため、各種リンクモンスター、ホルス、墓地蘇生のエメトV、セリオンズでないと処理することができないことから、もう1ターン返って来る可能性を秘めているのも強みと言えるでしょう。
ただ、こちら側がジリ貧であることに変わりはないため、過信は禁物です。
サイドから投入できるデッキが限られてくるところ、このカードに召喚権を割かないといけないところが、マイナスポイントになりそうです。

以上対策カード集でした。
初めの5選だけでも充分対策できるので、コズミック・サイクロン、幽鬼うさぎが主流になるのではないかと思います。
それでも足りないと感じたら各種カードの採用を検討してみてはいかがでしょうか?

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