ヴァルモニカで始めるペンデュラム召喚!デッキレシピをお届け!

皆さんこんにちは!
ヴァリアント・スマッシャーズが発売されてセンチュリオンが目立っていますね。
かく言う管理人も注目していて、センチュリオンの記事をお届けしましたが、今回はヴァルモニカをお届けしたいと思います。
ただ、今回のデッキ構築は、ヴァルモニカをメインとして使っているのではなく、あくまでサブギミックとして運用しているので、ヴァルモニカメインで戦いと思っている方には、あまりおすすめではないかもしれません。
また、現状のヴァルモニカのカードだけでは、大会で勝ち続けるほどのパワーではないと感じていますので、あくまでサブギミックの1つとしてヴァルモニカを用意し、メインギミックを別に用意して戦っていこうと思います。

・ヴァルモニカの特徴

まずは、ヴァルモニカの特徴を知っておきましょう!
ヴァルモニカは、ペンデュラムモンスターの2体が主軸となっていて、それぞれライフ回復、ライフダメージによって、それぞれにカウンターを貯めていき、リンク1のエースモンスターを召喚するというのがコンセプトになっています。
モンスターは、光・闇属性であり、天使・悪魔族のレベル4の下級モンスターです。
また、モンスター同士が手札を捨てることで、デッキの片方と一緒にペンデュラムスケールに置くことができる効果があるため、スケールが揃いやすいのが特徴です。
2体のスケール値は、3~5となっているので、レベル4を展開しやすいのもポイントです。
これらの特徴をまとめてみると

①ライフ増減が主流②レベル4が展開しやすいペンデュラムモンスター③安定してスケールを用意しやすい

の3点にまとめることができました。
この特徴を活かし、デッキを作っていきたいと思います。

《天使の聲》アンジェロ・ヴァルモニカ》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/天使族/攻1200/守2100
【Pスケール:青3/赤3】
(1):もう片方の自分のPゾーンに悪魔族モンスターカードが存在する限り、自分のLPが回復する度に、このカードに響鳴カウンターを1つ置く。
(2):1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。「ヴァルモニカ」Lモンスター1体のL召喚を行う。
【モンスター効果】
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、手札から他のカード1枚を捨てて発動できる。デッキから「悪魔の聲」1体を選び、このカードとそのカードを自分のPゾーンに置く。
(2):このカードが召喚・特殊召喚したターンの自分メインフェイズに、自分の墓地から「ヴァルモニカ」通常魔法・通常罠カード1枚を除外して発動できる。
その魔法・罠カード発動時のLPを回復する方の効果を適用する。

《悪魔の聲》デモーネ・ヴァルモニカ
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻1200/守2100
【Pスケール:青5/赤5】
(1):もう片方の自分のPゾーンに天使族モンスターカードが存在する限り、自分が効果ダメージを受ける度に、このカードに響鳴カウンターを1つ置く。
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドの響鳴カウンターの数×100ダウンする。
【モンスター効果】
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、手札から他のカード1枚を捨てて発動できる。デッキから「天使の聲」1体を選び、このカードとそのカードを自分のPゾーンに置く。
(2):このカードが召喚・特殊召喚したターンの自分メインフェイズに、自分の墓地から「ヴァルモニカ」通常魔法・通常罠カード1枚を除外して発動できる。
その魔法・罠カード発動時のダメージを受ける方の効果を適用する。

◆デッキ構築の流れ

ライフ増加を主に考えると他テーマだとアロマやサンアバロンといった植物族がメインになりそうです。
他には、閃刀姫ギミックを使用し、カイナでライフ回復を目指すプランもありだと思います。
ただ、自分のターンでカウンターを貯めるとなるとウィドウアンカーやアフターバーナーといったカードを使って貯めることはできないので、安定させるのが難しそうなイメージです。

ダメージを与える効果を主に置くと、Em(エンタメイジ)、BF(ブラックフェザー)との組み合わせが良さそうです。
特にEmは、同パックにトリック・クラウンが採録されていることから合わせるように作られているのかと思います。
Emはまだまだカード化されていないカードが多いので、この機会にカード化していただきたいものですね。

以上のようにライフ増減を主に考えるとアロマ、サンアバロン、閃刀姫、Em、BFの5テーマが上がりました。
せっかく出したのですが、今回はこの5テーマの中から選出するのではなく、次の②・③というところに絞ってデッキを組みたいと思います。

②・③

この2つの項目を合わせると以下の3つが該当するのではないかと思いました。

・レベル4を出すことが重要になる・召喚権の追加が欲しい場面がある・手札調整に長けている

この3つを掛け合わせたところ思いついたのが、烙印です。
烙印に関しては、初動の召喚権として『アルベル』か『カルテシア』に使うことがほとんどだと思いますが、これらを止められると動けないということもしばしばあると思います。
また、『スプリガンズキット』も入っていることがあり、これらが手札にダボついた時、召喚権+1があるかないかで大きく変わりそうです。
これらのモンスターはいずれもレベル4であるため、ヴァルモニカギミックでのペンデュラム召喚で召喚権を温存しながら展開することが可能です。
加えて烙印融合の制約は、EXデッキから出すモンスターが、融合のみに縛られるため、手札からのペンデュラム召喚には関与しないことも理にかなっているのではないでしょうか?
ペンデュラム召喚した『アルベル』の効果で烙印融合をサーチしてもそのまま発動でき、さらに召喚権が余っているとなるとかなり上振れ展開が目指せそうです。
融合派兵も制約自体は烙印融合と同じなため、手札がかさばっている場合の選択肢になりそうです。また、ペンデュラム召喚をせずに、要らない手札の光・闇を捨てて、深淵ギミックに繋げるという使い方もできそうです。
烙印融合を拾えない手札の場合に、深淵+『カルテシア』で『バロネス』や『ディスパテル』へ繋ぎながら展開を切り替えられるようになる点も面白そうですね。

そしてもう1つ組み合わせて面白そうなのが、キマイラです。
烙印に関しては、プラスの要素という部分が大きく、その他のギミックで動けることも多いため、相性自体は良さそうなのですが、今回は見送りました。
キマイラは以前鉄獣キマイラの記事で紹介させていただきましたので、大枠の部分は割愛させていただきます。
まだ、読んでないという方は、ぜひこちらから読んでみてください。

キマイラに関しては、『合成獣融合』を加えるまでにテーマ内ギミックだけだと必ず召喚権を割く必要があります。
そのため、召喚権を潰されるのが非常に重たく、重ね引きも『合成獣融合』を持っていないと弱い手札になっています。
召喚した『幻爪の王ガゼル』への手札誘発はもちろん、『ミラーソードナイト』の効果で特殊召喚された『大翼のバフォメット』に対する無効系誘発が重く、そのままエンドになってしまうことがしばしばあります。
これらの弱点をペンデュラム召喚のギミックを取り入れることで解消することができるので、相性が良いのではないかと思います。
ヴァルモニカでペンデュラムスケールを用意し、『幻爪の王ガゼル』を特殊召喚すればそのままサーチできます。
仮に『幻爪の王ガゼル』の効果に無効系誘発を打たれたとしても今度は『幻爪の王ガゼル』をリリースして『大翼のバフォメット』のアドバンス召喚に繋げることができ融合をサーチすることができるようになります。
本来『幻爪の王ガゼル』が止まってしまって動けない手札ですが、ヴァルモニカを取り入れることで、誘発を貫通できる手札へと変わるのです。
『幻爪の王ガゼル』と『ミラーソードナイト』がどちらとも手札に持っている場合も同じことが言えます。
この場合どちらもペンデュラム召喚することで、『幻爪の王ガゼル』効果チェーン①、『ミラーソードナイト』効果チェーン②にすることで、『灰流うらら』を回避しながら『合成獣融合』をサーチすることが可能です。
あえてどちらか一方だけを特殊召喚し、誘発を当ててもらったり、先に通常召喚を使って後からペンデュラムに持っていったりすることで、相手誘発の貫通を目指せます。
加えて、手札次第ではペンデュラムスケールを用意しなくても良いのがポイントです。
かさばっている場合の手札コストは重たくありませんが、ペンデュラムスケールを用意するためのコストが重い時もあります。
そんな時、『悪魔の聲』を素引きしている場合やフィールド魔法の『天魔の聲選器-ヴァルモニカ』の場合、悪魔族が確保できている状況になるのです。
悪魔族を確保することができているということは、『幻獣王キマイラ』や『幻獣魔王バフォメット』の融合素材にできます。
特にフィールド魔法の場合、ここに灰流うららを打たれることで、本命の『大翼のバフォメット』の効果を通しやすくなるのもポイントです。
わざわざペンデュラム召喚に行かなくても手札次第ではそのまま融合を狙えに行くことができるところも、ヴォルモニカとキマイラの相性が良い点ではないかと思います。

また、レベル4を2体並べられる可能性があることから、エクシーズを狙うこともできます。
エクストラデッキがかつかつなため、枠の問題はありますが、本来キマイラデッキでは想定されていないバグースカや深淵に潜むものを特殊召喚されるのは相手からすると厄介極まりないと思います。
返しターン用にヴェルズビュートからのアーゼウスという選択肢を取る事もでき、構築の幅が広げられるのは面白いポイントですね。

さらに、ペンデュラムということで、ようやく禁止から解放された『EMモンキーボード』の採用も考えられます。
『EMモンキーボード』の採用するメリットは、灰流うららのあたりどころになるだけでなく、獣・悪魔の足りない方をEMを使って補うことができる点です。
幸いなことに『EMモンキーボード』でサーチできる範囲内で、どちらの種族も存在するとともに、サーチ先次第で融合・ペンデュラムどちらも目指すことができます。
また、EMの採用は『合成獣融合』における召喚先の範囲を広げることにも繋がります。
『EMオッドアイズ・メタル・クロウ』、『EMガトリングール』、『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』、『ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』等、中々使われないところから何でも無効の『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』までデッキの幅を広げることができるのです。
ただ、『EMモンキーボード』をスケールに置いてしまうと手札のヴァルモニカの効果を使えなくなるので、注意しましょう。
ヴァルモニカのペンデュラムスケールに置く効果は、ペンデュラムスケールが両方とも空いている時のみ使用することができるので、手札次第でヴァルモニカに行くのかEMに行くのかは見極める必要があります。

最後にデッキレシピをお届けして終わりにしたいと思います。

◆デッキレシピ 

メイン40枚

・モンスター 29枚

◇天使の聲 3
◇悪魔の聲 3
◇幻爪の王ガゼル 3
◇大翼のバフォメット 2
◇ミラーソードナイト 3
◇コンフィード・コアトル 3
◇EMモンキーボード 1
◇EMオッドアイズユニコーン 1
◇EMクラシックリボー 1
◇EMロングフォーン・ブル 1
◇増殖するG 3
◇灰流うらら 3
◇エフェクトヴェーラ- 2

・魔法 9枚
◇合成獣融合 3
◇天魔の聲選器-ヴァルモニカ 3
◇墓穴の指名者 2
◇融合 1

・罠 2枚
◇選律のヴァルモニカ 1
◇律導のヴァルモニカ 1

■エクストラデッキ 15

◇ヴァルモニカの異神-ジュラルメ 1
◇ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ 1
◇幻獣王キマイラ 1
◇幻獣魔王バフォメット 1
◇幻想魔獣キマイラ 1
◇ガーディアン・キマイラ 3
◇EMガトリングール 1
◇オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン 1
◇EMオッドアイズ・メタル・クロウ 1
◇リトルナイト 1
◇厄災の星ティ・フォン 1
◇天霆號アーゼウス 1
◇No.41 泥睡魔獣バグースカ 1

以上デッキレシピとなります。
ヴァルモニカのリンクモンスターは、出ればラッキーぐらいの感覚で入れています。
ここをエクシーズや融合モンスターに割いてさらに幅を広げても強そうですね。
融合のピン刺しにガーディアン・キマイラへの対象耐性付与とEMオッドアイズ・メタル・クロウを素で出すために入れています。
EMオッドアイズ・メタル・クロウは、EMオッドアイズユニコーン+Pモンスターで出せるようになっているので、意外と出せる機会があります。
また、ガーディアン・キマイラと違い、墓地に融合がなくても耐性はそのまま存続するため、ティアラメンツ相手のムドラ・ケルドゥに強く出れる点、場に出れば3000の他効果を受けないモンスターと戦闘以外での突破ができずに中には詰むデッキがありそうな点で結構オススメです。
冒頭でお伝えした通り、ヴァルモニカ要素が薄いデッキではありますが、良ければ参考にしていただければ幸いです!

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