R-ACE(レスキューエース)におけるアウローラドン展開の使用感

皆さんこんにちは!
最近はやりのR-ACEを使って大会に出てみましたので、その時の感想についてお届けしたいと思います。
今回は、R-ACEの中でも、アウローラドンギミックを入れた型を使ってみました。

率直な感想としましては、上ブレが強いという印象です。
R-ACE自体、アウローラドンを出さなくても、ハイドランド、タービュランス、プリベンター、プラス4伏せで充分強いので、わざわざ作りに行くのかなと思う節が多々ありました。
もちろんアウローラドンが、成立すると、何でも無効、魔法・罠無効、プラス4伏せタービュランスとめちゃくちゃ盤面が固かったので、癖になる強さを持っていました。
デコードトーカーヒートソウルの時と違い、ワンドローにかけるよりもハイドランド1枚からとりあえずサベージには行けるので、確実に妨害を構えることができるのは、魅力の1つだと思います。
以前はデコードトーカーヒートソウルによる2ドローで、手札誘発やインパルスを引き込まないと相手ターンはそのまま何もできないという部分が解消されたのは、良いポイントではないかと思います。
また、先に虹光の宣告者及びF.A.ライトニングマスターを盤面に揃えられるため、タービュランスの効果がほぼ確実に通るようになったのも強みだと思います。
苦手とする魔法・罠での除去にも耐えられるので、相手がほぼ返せなくなる状況を作ることができるのは、今までにない強さを感じました。

アウローラドン型のデメリット3選

  • ①ニビルが以前よりも重くなってしまう点
  • ②アウローラドンへの無効系誘発が厳しくなる点
  • ③事故が増える


ニビルの場合は、攻撃力2100のトークンが残るだけになってしまい、他は何も残りません。
相手が事故っていたとしてもニビルトークンは、ニビル自身で処理できてしまうステータスなので、こちらに次の動きだしがないと押し切られてしまいます。
かく言う管理人もちょうどニビルの直撃を食らいました…
たまたまタービュランスを素引きしていたので、助かったのですが、ニビルはやはり強かったです。


無効系の場合はアウローラドンが残るだけなので、こちらも非常に厳しいです。
ヒートソウル展開の場合、サンライトウルフでの回収効果まで繋げられますので、最悪プリベンターを回収しておけば、次のターンのリソースを確保することができます。
仮にヒートソウルに無効系を打たれたとしても、相手ターンで再度1ドローを狙うことが可能になるので、ワンチャンスを掴める可能性がります。


幻獣機を入れないといけないので、手札にオライオンが来た場合は、マイナス1になってしまうのも、ヒートソウルとの違いだと思います。
ジェットシンクロンまで入れるとなると、さらに手札マイナス1になる確立が増えてしまうのも安定性を好む方からするとマイナスポイントになってしまうと思いながら使っていました。
一応ジェットシンクロンの場合は、ワンフォーワンで出せる利点もあるので、一長一短ではありますね。
無効を受けてしまったタービュランスとジェットシンクロンでバロネスを後から出すことができる選択肢が増えるのは、強みでもありますね。

その他裏目

クシャトリラによるエクストラ除外、後攻でのまくり札が減っている部分だと思います。
特にエクストラ除外が以前より重く、アウローラドンを抜かれるとシンクロギミックがほぼ機能しなくなってしまい、エクストラのマイナス値が高くなってしまいます。
加えて展開に全振りをしていることで、後手でのエクストラ解答が少なくなっているのも気になりましたね。
R-ACE自体がメインで戦えるので、エクストラが自由に使えるのも強みの1つだと思うのですが、アウローラドンギミック入れることである程度の枚数が固定されてしまうというのは、自分で選択肢を狭めてしまっているので、せっかくの利点を活かしきれていないようにも感じました。
逆で考えると自由だからこそアウローラドンギミックを取り込めるんですけどね。

◆総括

以上、若干マイナスポイントが多くお届けしてしまいましたが、個人的にはアリです。
特に展開系が好きな方は使ってみて欲しいです。
前後ろ両方に妨害を構えることができるのはもちろんのこと、相手ターンでのこちらの展開がさらに通りやすくなります。
例えばインパルス効果に打たれる墓穴を虹光の宣告者のおかげで、疑似的にケアできています。
また、除外されることで、プリベンターの墓地効果を有効活用できたりもします。
軽く展開とエクストラを紹介しておきますので、良ければ参考にしてみてください!

◆EXデッキ

・転生炎獣アルミラージ
・サクリファイスアニマ
・IPマスカレーナ
・閃刀姫-カメリア
・灼熱の火霊使いヒータ
・転生炎獣サンライトウルフ
・トロイメアユニコーン
・幻獣機アウローラドン
・アクセスコードトーカー
・閉ザサレシ世界ノ冥神
・虹光の宣告者
・アクセル シンクロン
・F.A.ライトニングマスター
・ヴァレルロードサベージドラゴン
・フルールド バロネス

◆展開例

[ハイドランド1枚+手札コスト1]

①ハイドランド召喚効果でプリベンターをサーチ

②ハイドランド1体で、アルミラージをリンク召喚

③手札のプリベンター効果で、墓地のハイドランドを除外して特殊召喚

④アルミラージ+プリベンターで、閃刀姫-カメリアをリンク召喚し、プリベンター効果で除外されているハイドランドを特殊召喚

⑤閃刀姫-カメリア+ハイドランドで幻獣機アウローラドンをリンク召喚し、効果でトークンを3体生成

⑥アウローラドン効果で、自身とトークン1体をリリースして、デッキからオライオンを特殊召喚(トークン残数:2)

⑦オライオン+トークン1体で、アクセルシンクロンをシンクロ召喚 (トークン残数:1)

⑨チェーン①アクセルシンクロン効果でジェットシンクロンを墓地に落として、アクセルシンクロンのレベルを1つ下げ、チェーン②でオライオンの効果でトークンを特殊召喚(トークン残数:2)

⑩アクセルシンクロン+トークンでF.A.ライトニングマスターをシンクロ召喚 (トークン残数:1)

⑪墓地のジェットシンクロンの効果を発動して特殊召喚し、残ったトークンとで虹光の宣告者をシンクロ召喚(トークン残数:0)

以上がハイドランド1枚と手札コスト1になります。
残りの3枚でタービュランスを持ってこれるカードがあれば、そのままタービュランスを特殊召喚し、4伏せ効果を安全に構えることができます。

構えるのは、エマージェンシー、レスキュー、コンテイン、エクスティンギッシュが無難かと思います。

・相手ターンにできること

①虹光の宣告者による何でも無効及び手札、デッキから墓地に送られるモンスターの除外
②F.A.ライトニングマスターによる1度の魔法・罠無効
③レスキューで墓地のハイドランドもしくはプリベンターを蘇生し、裏側守備もしくは各罠に追加効果付与
④エマージェンシーで、ファイヤーエンジン、ファイヤーアタッカーの特殊召喚(リリースは他にレスキューがいない想定でタービュランス)
レベル4以下のプラス展開、もしくは2ドロー1捨て
⑤コンテインによる相手モンスターの効果無効
⑥エクスティンギッシュによる効果モンスター破壊
⑦タービュランスによる他のカードが離れた場合の除去

⑦はおまけですが、④のエマージェンシーがあるので、その他様々な展開が可能です。
ハイドランドを場に出せば、レスキューで相手の墓地モンスターを奪うこともできたりするので、状況次第で使い分けてみてください!
少し長くなってしまいが、ご購読ありがとうございました!

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